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希学園講師コラム のぞみの広場

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為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり

No.83 2018年09月01日
希学園 国語科講師 橋本 匡樹


 昔、中国に李広という将軍がいました。将軍なのでもちろん地位の高い人なのですが、行軍中に泉を見つけたときにはまず部下たちに飲ませ、部下と食事をともにするときにも皆が食べ始めるまで自分の分を口にすることはなかったそうです。今なら「理想の上司」というところでしょうか、立派な人柄を持つとして有名です。

 

 「桃李言わざれども下自ずから蹊を成す」という言葉があります。「桃や李は何も言わないけれど、美しい花が咲き、おいしい実がなるので、その下には自然と蹊ができる」という意味です。「桃李」の「李」は「李広」の「李」でもあります。すばらしい人の下には、その人を慕って自然と人が集まってくるということで、李広の立派な人柄を表しています。「桃李成蹊」という四字熟語にもなっていますので、勉強したという人もいるのではないでしょうか。

 

 この李広の行いから生まれた言葉は、まだ他にもあります。

 

 李広の母は、なんと虎に襲われて命を落としてしまいました。ある日、李広は母の仇である虎を発見します。必ず仕留めてみせるとの信念で放った矢は、みごとに虎の体を射抜きました。ところが近付いてみると、虎だと思っていたものは虎ではなく、虎にそっくりな岩でした。その岩に、李広の放った矢は深々と刺さっていたのです。不思議なことに、岩だとわかってから放った矢は、すべて岩に刺さることはありませんでした。このエピソードから「一念岩をも通す」「石に立つ矢」という言葉ができました。どちらも「強い意志を持って行えば、どんな困難なことでも成し遂げられる」という意味です。

 

 ところで、日本には「言霊」という考え方があります。言葉には「力」があり、口に出した言葉は現実の世界に影響を与えるという考えです。古くは超自然的な力として考えられていたようですが、近年では一種の自己暗示として捉えられることもあるようです。
 まさか、そんなことがあるものか、と思いますか? しかしどうでしょう。「ダメだ! できない!」と否定的に考えながらやるのと、「やれる! できる!」と前向きに考えながらやるのでは、結果が違ってくる……なんとなく、それも納得できるような気はしませんか? 「気持ちで負けるな」という根性論にも聞こえますが、このことは心理学的にも証明されているそうです。「一念岩をも通す」「石に立つ矢」「言霊」、いずれも受験生にとっては大変心強い言葉であり、考え方ですね。

 

 皆さんは、勉強に取り組んでいるときに否定的な気持ちになってしまったことはありませんか? 目標が達成できないかもしれないと思いながらも何かを続けなければならないという状況におかれるのは、それが勉強であれ何であれ、とてもつらいことです。もしそうなってしまったら、前向きな言葉の矢で、否定的な気持ちや弱い自分の心を粉砕してやりましょう。きっと岩をも通すはずです。そして、「絶対に目標を達成してみせる!」という強い意志を持って、前向きに取り組んでいきましょう。念じた言葉には、力があるのですから。

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