灘コース 夏期合宿

「本当に学力のみで最高峰に到達できるのか」

~共走~
知の結集が切磋琢磨した先にある大切なもの

2014年 希学園灘コース会議の中で真剣な議論がなされました。
たくさんの灘中を目指す塾生を指導してきた中で、指導力をさらに高いステージにひき上げるために必要なことを模索し続けていました。

「灘中合格に少しでも近づけるために、本質的には何が必要か」

そして、結論を出しました。

人間力を高める

これは、希学園の創立以来、指導の根幹として大切にしてきた「克己」の精神を身につけることにも繋がります。幼い頃から灘中に憧れ、入試当日、晴れてその舞台に立てた受験生は全員学力の高い子どもたち。競争倍率3倍ほどの入学試験において、合格最低点付近にはたくさんの受験生がひしめき合います。極限の緊張状態の中、自らの力をすべて出し切るために何が必要か。試験時間中、どんな苦境に立たされても、それを自らの力ではねのけて、持てる力の全てを答案用紙にぶつけることができる子どもに育てるために、どのような指導が必要なのか。

まず、学習過程での「自立」を促すことが急務でした。学習における「自立」とは、「自らの目標のために自らの意志で妥協することなく努力し続けること」です。しかし、学習における「自立」を促すためには、子どもたちを本来の意味で「自立」させるしかなく、何か起爆剤となる大きな契機が必要でした。

そこで希学園灘コースは2014年夏に初の試みである「灘コース夏期合宿」を開催しました。親元を離れ、自分の身の回りのことも全て自分でしなければならない状況に身を置くことで、今まで過ごしてきた日々の時間の使い方に対する猛省、自分のまわりにいる人達がいかに自分を支えてくれているのかを実感させることによる感謝の気持ち、そして、ともに戦いに挑む友の存在の大切さ。塾生たちは濃密な時間を講師とともに過ごす中で、自分の甘い考え方を根底から改め、合宿以降から入試までの期間の学習に大いに役立て、この年の灘中入試において、たくさんの笑顔に繋げることができました。

そして、2015年以降は、日程枠を拡大して3泊4日の日程で、厳しい環境の中、鎬を削ってお互いの力を高め合ったり、同一部屋の子ども同士でお互いに教え合いをした後にチーム戦を行ったりする中で、秋以降の入試に向けた総仕上げの原動力となる力を育みました。緊張気味だった子どもたちも、灘中合格という壮大な夢を達成すべく、お互いを意識し、また切磋琢磨しながら、絆を深めていきました。同じ学校に合格し、生涯の友人になることを目指して・・。

夏期合宿後の感想文

希学園の教育理念「克己」は確実に塾生に浸透しています。保護者の方も、ご自身のお子様の合格のみならず、希学園の塾生全員の合格を祈っておられます。塾生全員で力を合わせて頑張ろう、苦楽をともにしてきた塾生全員で合格をかちとろうという「共走」の精神は、必ずやその後の人生にも大きな糧となり、大輪の花を咲かせる一助になると信じています。

保護者からの寄稿を読む
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~共走~
それは、本気で物事に取り組むもの同士にとって
最も大切なこと。
希学園には人生で大切にしたい共走力を高める指導があります。

将来、日本だけでなく世界でも活躍するであろう、
希望に満ちたきらきらと輝く子どもたちを全力で応援し続けます。

一人ひとりの笑顔のために、
子どもたちの最高の伴走者でありたい。

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