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希学園講師コラム のぞみの広場

希学園講師コラム のぞみの広場

この合格体験記は第23期生ならびにその保護者の方の生の声をそのまま掲載しています。

2015年06月15日更新

よし!合格!!

 倅は、小学3年生からの都合4年間もの長い間、希学園にお世話になりました。所謂「飛び級」をして始まった彼の希学園での道程は、親の立場から見ても、決して平坦と言えるようなものではありませんでした。

 我が家の倅のみならず、誰にとっても中学受験は、遊びたい盛りの少年たちにとって決して容易い道ではないでしょう。受験当日まで、あの小さな身体と心には重すぎる想いをそれぞれいっぱいに背負って歩む道程であるはずです。そんな厳しい受験を乗り切って、何とかゴールに辿り着けたのは、まさしく良き伴走者の希学園の存在なくしては決してあり得なかったと思います。希学園の先生方の本当に一人一人に目の行き届いた指導、熱い語らい、ともに競い合える仲間たち、その全てがうちの倅には血肉となり、灘中合格に結実したと思います。


 受験前、もうそろそろ冬を迎えようとした頃、倅の成績が極端に低迷していた時期、私は真剣に灘中受験を諦めてはどうかと倅に勧めました。しかし、彼は「絶対に灘中を受ける」と言い張り、決して譲りませんでした。眼には涙を溜め、眦を決して訴えかけてきました。嘗て、そこまで強い意志を親に示したことなど一度もなかった倅だったのですが、この時の倅の瞳は、まさしく、自分には「灘中受験以外の選択肢はない」と訴えかけているようでした。

 それが一体どういう理由からだったのか、今もわかりません。しかしながら、この時から私の心は却ってすっきり晴れ渡った気がします。だからと言って、そこから先、急に倅の本気度が増したかと言えば、それは甚だ疑問ではありましたが、少なくとも、いつも倅のサポートに一所懸命な家内と一緒に灘中受験をあれこれ考えずに「応援するしかない」という揺るがない気持ちが、私の中でも固まりました。結果はどうあれ、一緒に走りきろう!と私も思えたのです。


 そんな紆余曲折を経て迎えた受験当日、

 「お父さんをよく此処まで連れてきてくれたね。ありがとう」

 それが中学受験の朝、当日ミニ講義の会場に家内と倅を送り届けた時の、私の偽らざる心境です。希学園で過ごした何年にも及ぶ濃密な時間に思いを馳せた時、結果は兎も角として、曲がりなりにもこのステージにまで辿り着いたこと自体を讃えてあげたいという想いでいっぱいでした。それは、決して我が子に対してのみではなく、あの会場にいた全ての希っ子に対してです。兎に角、此処に辿り着いた純真なキラキラと輝く瞳のみんなに対して、心から「君たちは本当に凄い」「みんな、よく此処まで頑張ったね」という賞賛の気持ちでいっぱいだったのです。


 「すごかったよ。今日のシュプレヒコール!『地響きがする程の』ってまさにこれだと思った。感動したよ!」

 直前の集会も、最後はお決まりのシュプレヒコールで締めくくられたことを、仕事に向かう車中の私に、会場を出て倅を送り出した家内が電話で教えてくれました。

 実を言えば、我が子がその立場になるまで、私は小さな子どもが鉢巻を巻いて大声を張り上げてシュプレヒコールをあげるという「お決まり」の光景を、何とも言えない違和感を持って眺めておりました。しかし、そんな私は、家内からの電話を聞き、受験当日になって漸く気づかされたのです。

 (きっと、先生方も生徒も本当のあらん限りの大声で肚の底から魂を込めて叫んだに違いない。きっと、きっと子どもたちは、今までになく、生まれて初めてぐらいの本気で叫んだに違いない。みんな、此処に辿り着いた道程を各々に思い、自らを奮い立たせたに違いない。まさしく戦場に向かう兵士のように。そうか!いつものシュプレヒコールってそういうことだったんだ!この日、このときの為に今までずっとリハーサルをしていたようなもんだったんだ。本当のシュプレヒコールは今日この時まで、あんな小さな少年たちが、何年もかけてとてつもなく高い壁に本気で立ち向かって来た証の雄叫びだったんだ!)

 そう思うと、もう私は胸がいっぱいになりました。

 車を停め、そして、躊躇うことなく、ひとり車中で肚の底から叫んでいたのでした。

 「よし!合格!!!」

 希学園のシュプレヒコールの締めの言葉です。

 信号の赤が少し滲んでいました。


 1月19日の合格発表会場の体育館で、大勢の子どもたちが、これまた沢山の先生たちといつまでも、いつまでもはしゃぎ廻り、あちらこちらで記念写真の輪ができ、和気藹々と喜びを分かち合っていたのは、希学園の生徒と先生たちだけだったと思います。その光景は子どもたちにとって希学園が単なる受験のためだけの進学塾ではなかったことを何より雄弁に物語っていたと思います。この生徒と先生の熱い結びつきが、我が子にとっても長く辛い受験生活を乗り越える大きな支えとなってくれていたことを改めて感じさせてくれた光景でした。

 今は、学園長、チューターを2年間もして頂いた江見先生をはじめ、ご指導頂いた全ての先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

 何より、倅が強い気持ちを持ち続け、何はともあれ最後まで頑張り抜いたこの経験は、倅の今後の人生の糧になるに違いありません。

 来年、再来年、それから先も希っ子の力強い伴走者であり続けてください。父兄OBとしてずっと応援しております。

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