下がったならば上がればいい

下がったならば上がればいい

灘中学校

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 僕は希学園のさまざまな方に支えていただき、憧れの灘中合格をつかみ取ることができました。
 成績の乱高下に常に悩まされた波乱万丈の希生活を振り返りたいと思います。

【小2】
 当時6年生の兄が西宮北口教室に通うついでに、僕も預けられていたという感じだった。

【小3】
 「中学受験をするんだ!」という意識は芽生えず、何となく日々の課題をこなすのみ。放課後と休日は大好きなドラムや友だちとの遊びに夢中だった。

【小4】
 灘クラブ特訓に通い始めてようやく灘の「さんずい」ぐらいがぼんやり見えてきた。その頃の授業を思い返すと、オレ、ウルサかったな・・・。
 4年生の後半から少し点数の上下が目立ち始めた。

【小5】
 プレチューターの入江先生をはじめ、藤原先生、齋藤先生、栗原先生、小方先生、尊敬する先生方に教わる恵まれた環境であったにも関わらず、授業中はずっと騒いでいた。そのせいか、全教科において成績のアップダウンが激しくなってきた。
 お正月に時間があったので、国語要覧を片っ端から覚えてみた。これが後々かなり役に立った(要覧をマーカーや付せんなどで汚すことをためらわないでください!)。

【小6春】
 最初の試練は最高レベル演習算数。点数が全く安定しなかった。チューターの学園長に「各問題のポイントを一問一問、宿題プリントに書いてみては?」とのアドバイスを受けて実行すると、次の回の復習テストは100点! ありがとうございました、学園長。
 3月灘中入試実戦テスト、5月プレ灘中入試に合格し、志望校別特訓の成績も安定し、GWが終わる頃には厚かましくも余裕を感じるように。
 そんな緩い気持ちのまま受けた5月公開テスト。結果は算数偏差値60を切り、自分史上最低。この時、自分としては反省し、襟を正したつもりだった。

【小6夏】
 6月・・上昇。志望校別特訓の算数で100点を数回取り、合否判定テストも満足できる結果であった。
 ここでまた調子に乗ってしまった。
 7月・・下降。志望校別特訓算数は下から数えた方が早い順位で、8月のクラスはN1に。ショックを受けた僕は、「この問題はパーフェクト」とおごらず、常にその先の深い理解を求めるように努力した。
 8月・・上昇。努力が功を奏したのか、学園長杯争奪テスト大会で1位を取ることができた。盾を受け取った時の達成感は忘れられない。
 8月プレ灘中入試には無事合格。灘という文字の輪郭が少しずつくっきりと見えてきたような気になった。ここでまた油断。

【小6秋】
 9月公開テスト。調子の良かった国語が悲惨な結果であった。そして10月の志望校別特訓も再びN1に。四谷大塚の灘中模試は合格点を36点下回り、自分の足りなさを痛感した。
 岡本教室のサブリーダーに選ばれたが、秋は点数も気持ちも沈んでいた。恐らく周りが本腰を入れ始めていたのだろう。灘の文字が遠のいていく気分だった。

【小6冬】
 灘型の算数のテストゼミの点数が安定せず、焦りを覚えていた。
 そんな僕を学園長が「自分の調子の良し悪しに関わらず、目の前の一問に全力を!」と励ましてくださった。そこで、問題用紙の裏に、一問一問解き方をできるだけ整えて詳しく書くことを心がけると、テストゼミの点数が安定してきた。
 12月公開テスト、最後の志望校別特訓は満足できる結果を収めることができた。
 大晦日激励集会で、学園長が入試の厳しさを具体的に語ってくださり、今まで実感していなかった分、入試当日が恐ろしくなった。その緊張感ゆえか、お正月のプレ灘中入試では5位を取ることができた。
 これでさすがに乱高下に終止符が打たれたはずだった・・・。

【函館ラ・サール中入試】
 国 大問1番の文章が訳分からない。△
 算 簡単。〇
 理 そこまで難しくはなかった。〇
 結果 合格

【入試対策(第Ⅱ期)】
 函館ラ・サール中入試が終わったその夜の入試対策算数で油断し、明らかに戦略を間違え、クラスで最下位に。気付けば涙が出ていた。
 灘中の入試まで、一人きりで戦う日まで、あと10日。ここまで来たらもう自分で乗り越えるしかない。僕は算数において、「どれだけ焦っても、解くペースを上げないこと」をひたすら心がけた。また、この失敗で見直しの大切さも強く感じ、実行した。結果、最後の灘中入試実戦テストでは2位の座をつかみ取ることができた!
 入試前日のおやすみコールでは、灘コースの先生方が励ましてくださった。「富田先生」が沢山いて、本物を当てるのに苦戦した。

【灘中入試1日目】
 国Ⅰ 意外と簡単。〇
 理  思考問題を見た目で判断せず、図などを書いて自分なりに分析して解いた。〇
 算Ⅰ 難問だらけ。途中焦ってパニックに陥ったが、何とか持ちこたえた。△
 学園長に「今日のことはリセットしろよ」と言ってもらえて、少し安心した。

【灘中入試2日目】
 ここで最後のハプニングが。
 朝ご飯の時、前日の疲れと今日のテストへの緊張で、母親に八つ当たりし、パニック状態に。その時4歳上の兄が、「緊張するのはみんな一緒や。パニックになったら負けやで」と、普段にない優しい口調で語ってくれた。兄のおかげで、パニックから抜け出せた。

 算Ⅱ 今までのテストで指摘されたことを胸に、ただただ落ち着いて受けた。〇
 国Ⅱ 意外とできている気がした。〇

【洛南高附属中入試】
 国・算 簡単。〇
 理 自信なし。△
 結果 合格

【灘中合格発表】

 洛南高附属中の入試が終わり、母から灘中合格を聞いた時は「よっしゃ!!」と思った。
 体育館で自分の番号を見たときは、解放されたすがすがしい気分だった。

【最後に】
 僕が合格をつかんだのは、先生方のおかげです。
 厳しく、でも分かりやすく教えてくださった松田先生、会うたび安心する富田先生、常に僕の長所を見てくださる面白い佐生先生、優しく指摘が的確な民野先生、語句や俳句問題の力をつけてくださった齋藤先生、文章の読み方のコツを丁寧に教えてくださった西川先生、質問により深く答えてくださる三倉先生、僕に「力がある」と言ってくださった飛松先生、難問もわかりやすく教えてくださった網盛先生、低学年の頃からの恩師栗原先生、誰よりもそばで見守ってくださった学園長、そして家族、水野教室長、事務の方々、同じ教室で勉強した友だち、全ての方々に感謝しています。
 今から戦いに臨む受験生の皆さん。例えスランプに陥っても、努力し、耐え忍べば必ずスランプに陥る前よりも高い所に辿り着けます。
 くじけず、自分を一人だと思わず、決して調子に乗らず、頑張ってください!

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