宿題とともに、駆け抜けた9か月

宿題とともに、駆け抜けた9か月

大阪星光学院中学校

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 僕はこの春、第一志望だった大阪星光学院中学校に合格することができました。
 振り返ってみると、特別な勉強法をしたわけではありません。僕が最後まで続けたことは、「希学園の宿題をきちんとやり切ること」でした。
 でも、そこにたどりつくまでには、たくさんの失敗や試行錯誤がありました。

<春>―はじめての塾生活と宿題のやり直し―
(ベーシッククラス 5A→5A→5B)
 僕は6年生の5月に希学園に入塾しました。5年生の終わりまで海外にいたので、国語は補習校で勉強していたものの、理科と社会はほとんど習っていない状態でした。受験まで1年もなかったので、両親とも相談した結果、社会は受験せず3科で挑戦することにしました。志望校別特訓は六甲学院・須磨学園コースに入り、最高レベル演習国語も受講しました。チューターは国語科の松谷先生でした。

入塾時の成績は、
国語:得意(偏差値61)
算数:やや苦手(偏差値47)
理科:苦手(偏差値38)

 入塾したころの成績は、国語は得意でしたが、算数と理科があまりよくありませんでした。最初は宿題プリントの評価など、塾で使われる用語の意味もわからず、先生の板書を写すだけで精一杯でした。宿題はすべて提出していましたが、ただ課題をこなすだけで精一杯の状態で、宿題プリントの評価も復習テストの結果も振るいませんでした。公開テストの結果も振るわず、クラスはだんだん下がっていきました。
 「このままではいけない」と思い、松谷先生に相談したところ、「今は宿題を期限内にきちんと終わらせて、完成度を上げることに集中すればよい」とアドバイスをいただきました。そこで僕は、各教科の先生方に宿題プリントの正しい進め方を教えてもらい、取り組み方を変えました。特に算数は点数を安定させるためにミスをしないことを意識し、穴だらけの理科は基礎からやり直しました。すると少しずつ宿題プリントの評価が改善し、復習テストでも点が取れるようになりました。
 その頃、いくつか学校見学に行き、よく考えた結果、「ここに通いたい」と思ったのが大阪星光学院中学校でした。夏休み明けに大阪星光学院・西大和学園(男子)コースへ上がれるように、コースの下限値に届くことを目標にして、夏を迎えました。

<夏>―天王山、毎日の積み重ね―
(ベーシッククラス 5B→6A→4B)
 いよいよ受験の天王山、夏休みです。
 毎朝、近所に住む友人M君と一緒に夏期早朝サポートルームへ通いました。塾へ向かう途中の神社で、「大阪星光学院中学校に合格しますように!」と毎日手を合わせました。夏期早朝サポートルームは時間が長いようで、始まるとあっという間に過ぎました。その日にどれだけ課題を進めるか決めるのが難しかったのを覚えています。
 夏期講習では、それまでの総復習をしてもらえたので、入塾前に習っていなかった範囲や知識の定着が不十分な分野をすべてカバーすることができ、夏期以降の授業の理解度が一段と深まりました。課題はとても多かったですが、春から続けてきたように、宿題プリントを丁寧に仕上げることを一番大切にしました。すぐに質問するのではなく、しっかり考えてもわからない問題や、自分の間違いの理由がわからない問題だけ質問するようにしました。また、できるだけ塾の時間内に課題を終わらせ、帰宅したらすぐ寝るようにして、生活リズムを整えました。その結果、初めて宿題プリントでS評価をもらうことができました。復習テストでもベスト1~3に入ることが増え、公開テストでも結果が出始めました。

<秋>―やることを絞って苦手を克服―
(ベーシッククラス 4B→4B→3B)
 夏休み後、大阪星光学院・西大和学園(男子)コースに移ることが決まり、夏休みの頑張りが実を結んだことが本当に嬉しかったのを覚えています。成績が順調に上がっており、宿題の評価や復習テストの結果も安定していることから、松谷先生も後押ししてくださったと聞きました。コースが変わったのでチューターは理科の竹内先生に代わり、2組の末席からのスタートとなりました。
 ところが、同じ時期に実戦レベル演習算数も追加し、課題量も難度も大幅に上がったことで、塾でも家でも休みなく課題をしても、次の授業ギリギリでやっと仕上がる状況が続き、まだ自信が持てない理科に割く時間を作ることができなくなってきました。このことを竹内先生に相談すると、「国語は既に実力があり十分安定しているから、最高レベル演習国語の受講をやめて、その時間を理科に使ってはどうか」というアドバイスをいただきました。勇気のいる決断でしたが、することを絞ったことで理科の課題の完成度を高め、理解を深めることに時間を充てることができるようになりました。理科だけではなく、算数の演習量も増やし、初めて見る問題を減らすことを意識しました。睡眠もしっかり取りました。
 これが功を奏し、次の公開テストから理科の成績も伸び、2回目のクラス替えの時には大阪星光学院・西大和学園(男子)コースの1組に入ることができました。
 しかし、初めて受けたプレ大阪星光学院中入試では合格点に10点足りず不合格でした。とても悔しかったですが、気を引き締め直すきっかけになり、次の入試実戦テスト合格を目標に一層、勉強に励みました。

<冬・前半>―コツコツ暗記―
(ベーシッククラス 3B→2B)
 冬から理科の暗記テストが始まりました。既に多い課題に対して追加で取り組むことになるので、最初はペースがつかめず、2回分不合格をためてしまいました。そこで「2回以上はためない」と決意し、暗記プリントを常に持ち歩いて少しの時間でも見るようにしました。毎日少しずつ続けることで、だんだん覚えられるようになり、暗記テストでも90点以上を安定して取れるようになりました。
 この頃は公開テストの結果も順調で、大阪星光学院・西大和学園(男子)コースでも1組を維持できるようになっていました。そして大阪星光学院中入試実戦テストで初の合格判定を取ることができました。加えて前受けの海陽中等教育学校にも特待Bで合格し、だんだん自信がついてきました。

<冬・後半>―スランプと向き合う―
(ベーシッククラス 2B→3A)
 入試直前期。谷九教室に毎日通い、生活の中心は完全に勉強になりました。大晦日もお正月も休まず勉強しました。
 しかし最後の公開テストで大きく失速。プレ東大寺学園中入試、プレ大阪星光学院中入試・プレ西大和学園中入試はすべて不合格判定。最後の大阪星光学院中入試実戦テストでも不合格判定でした。
 家に帰る途中、涙が止まりませんでした。でも、することは変わりませんでした。テストを見返して自分の弱点と向き合い、残り時間はすべてその補強に使いました。宿題はその日のうちに終わらせ、移動中はサブノートを見たり、理科の一問一答に取り組んだりして基礎を確認しました。帰宅後は、塾でもらった「鬼算数」や理科プリントの追加課題に取り組みました。
 最後の1か月で苦手分野をつぶすことで、どんどん自信がついてきました。最後の1か月は塾で連日の模擬試験をこなし、できることは全部やり切ったという達成感がありました。

 そしてついに本番を迎えました。
 大阪星光学院中学校受験の直前ミニ講義を受け、コースの先生方に背中を押してもらって、本番に挑む覚悟をしっかりと持つことができました。それぞれの科目のテストが終わった後、前のテスト結果に対する不安が鎌首をもたげましたが、先生方のアドバイスを思い出して、落ち着いた気持ちで次のテストに集中することができました。
 結果は合格、人生で初めて嬉しくて涙が出ました。

【入試本番】
<1月17日午前 大阪星光学院中学校>

 自宅から谷九教室までの電車で勉強のため筆箱を出した僕は、あろうことか筆箱を電車の中に忘れてきてしまいました。でも先生方が落ち着いてすぐ筆箱を貸してくださり、安心して入試に臨むことができました。
 国語 簡単だった。
 算数 2025年の過去問より簡単だった。ラスト10秒でミスに気づいたが修復できず、悔しかった。
 理科 いつもより少し難しかった。
 結果 合格!

<1月17日午後 明星中学校 午後特進>
 大阪星光学院中学校入試の最中に、母が駅で筆箱を回収してきてくれました。午後は安心して受験することができました。
 国語 簡単だった。
 算数 簡単だった。
 理科 簡単だった。
 結果 S特進合格!

<1月18日 明星中学校 後期>
 同じ場所での受験なのでリラックスして受けることができました。
 国語 簡単だった。
 算数 簡単だった。
 理科 簡単だった。
 結果 S特進合格!
 帰宅後、最後の神戸大学附属中等教育学校の過去問を解いていた時に大阪星光学院中学校と明星中学校1日目の結果を母に教えてもらいました。本当に嬉しかったです!

<1月19日 神戸大学附属中等教育学校>
 気を引き締め、最後の受験に臨みました。
 学びの報告書 事前に作成しておく報告書です。手書きに意外に時間がかかるので、時間に余裕がある時期に終わらせると良いと思います。
 言語表現 簡単だった。
 数理探求 他の学校とは少し傾向の違う問題ですが、過去問に取り組んでおいたので慌てずに解くことができました。
 自然科学 最初の方の社会の問題は捨てました。一見難問だらけでしたが、根気よく作業をしていったらほとんど解けました。
 結果 合格!

【アドバイス】
<学習の進め方>
・ベーシック、最高レベル演習、実戦レベル演習全ての宿題で、絶対にA以上を取りましょう。それに応じて成績も上がっていきます。
・日々の計算は毎日きちんと取り組みましょう。計算力とスピードが確実に上がっていきます。
・黒板をまる写しするのではなく、そのノートだけではわからないと思ったことは自分でどんどん注釈をつけていきましょう。後で見返したときに問題の全貌が見やすくなります。
・先生たちに教わった裏技は、ノートの最後や違うノートなどにまとめて書いておくとよいと思います。受験本番前に素早く見直すことができます。
・暗記テストは確実にこなして合格しきりましょう。入試対策講座に入った時に課題に集中できます。
・国語が僕の得意科目だった理由は、よく読書をしていたからだと思います。気分転換にぜひ読書をしてみてください。

<受験当日について>
・より良い精神状態で受験に臨むために、忘れ物には十分に気をつけましょう。
・皆さんが難しいと思う問題はほかの受験生たちにとってはものすごく難しいはずです! できない問題があっても焦らなくて大丈夫。
・難しい問題は、焦らず飛ばす! by水川先生 僕はこれを実行することで見直しの時間を十分に確保することができました。

【後輩のみなさんへ】
 僕が一年間続けたことは、希学園の宿題を期限内に、丁寧に仕上げることです。
 成績が下がることもあります。僕も最後に大きく落ちました。でも、取り組むことを決めて、毎日きちんと積み重ねれば、必ず力はつきます。
 成績がすぐに上がらなくても、あきらめずに宿題を大切にしてください。それがきっと合格につながると思います。

【最後に】
 ここまで文章を読んでくださり、ありがとうございました。
 竹内先生、森本先生、木原先生、水川先生、平野先生、吉松先生、松谷先生、西宮北口教室、谷九教室、岡本教室の事務の皆さん、ベーシック・最高レベル演習・実戦レベル演習の先生方、お世話になった皆さんのおかげで全力で9か月を駆け抜けることができました。本当にありがとうございました。
 そして、希学園の後輩の皆さんの志望校合格を強く応援しています。たとえスランプになってもめげずにコツコツやれば必ず抜け出せると思います。大阪星光学院中学校志望の皆さん、大阪星光学院中学校で会えるのを楽しみにしています!

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