自信をもって最後まで。

自信をもって最後まで。

西大和学園中学校

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 私が中学受験に臨むにあたって、最も大切だと思ったことは「自信をもつ」ということです。どんな時も自分はできていると信じて頑張ってください。
 努力は必ず報われます。

<1年生>
 兄が通っていたので、特に疑問に思うことなく入塾しました。算数の山田慶先生の授業は面白く、宿題プリントに合格ハンコをもらえるのが嬉しかったです。一つ白状すると、この頃から既に親に宿題を見せずに提出しており、これは最後まで続きました。やめた方がいいです。
 公文、算盤、ピアノ、歌、バレエ、とたくさんの習い事をしていました。

<2年生>
 算数に加え最高レベル演習国語を始めました。国語について、これは持論ですが、文法だけは大切にした方がいいです。文法を正確に理解していないと難しい問題は解けません。
 長文読解は、
 〇本を読む人→低学年のうちは感覚で解いてもいいが、最終的にはきちんと学んだことを使って解いた方がいいです。
 〇本を読まない人→授業で習ったテクニックを使ってください。先生の言葉に従っていれば大体解けます。線は引きすぎないように気をつけましょう☆彡

<3年生>
 最高レベル演習算数・国語のみの受講で、学園長の授業を受けていました。記憶にあるのは毎週学園長のネクタイが動物柄だったことですかね。
 親にそそのかされて、第1回プレ灘中入試を受けたら国語が96点で1位が取れました。算数は上には上が…。この頃はまだ志望校はぼんやりとしていました。

<4年生>
 ベーシックを取り始めました。算数と国語のみで、クラスはPC0かPC1でずーっとゆらゆらしていました。最高レベル演習算数も受講していましたが、難度的にはまだ余裕でした。理科はWebで取っていましたが、動画は全く見ず、宿題も出していませんでした。でも公開テストはなんとかなりました。
 最初の頃は新型感染症の影響でオンライン授業が多かったです。週2回の通塾で習い事もまだまだ楽しんでいました。ちなみに、計算大王が始まって、毎回高得点を目指していました。算盤をやっていて本当に役立ちました。
 宿題は授業時間内と土曜授業後の自習室で取り組んでいました。家ではほとんど勉強しないというスタイルが既に確立されていました。

<5年生>
 ベーシック(国・算・理)と社会特訓になりました。最高レベル演習算数も取りましたが、いきなり授業スピードが上がってついていけなくなり、1か月でやめました。
 灘クラブ特訓にも行っていました。灘プリントはほとんど出したことがないです。行くことに意味を見出していました。秋からは小5女子洛南・西大和特訓が始まったので、そちらに参加しました。小谷先生をはじめ、コースの先生たちみんなとても怖かったですが、楽しく勉強できました。

<6年生>
【夏終わりまで】

 クラスはPC1からのスタートでしたが、基本2ルーム(PC1、PC2)にいることが多く、8月にはPC3まで落ちました。お母さんに幾度となく大丈夫かと聞かれましたが、「最後に帳尻を合わせればいいよ」って言っていました。公開テストの成績が悪かったり、クラスが落ちたりするたびに不安になるのは母だけで、私は「まあいいや、なんとかなるだろう」という気持ちで、特に不安にも思っていませんでした。
 最高レベル演習算数は、最初取るつもりはなかったけれど、某たなけん先生に「え? 最レ取ってないの?」と言われて、2週目から急遽取りました。これまで算数は可もなく不可もない成績だったのですが、偏差値が50近くまでどんどん落ちていき、ついに痺れを切らした母がチューターの北川先生に相談し、7月から算数のみ週1でポリックに通うことになりました。これが功を奏して、ポリックの中原先生の指導で、算数の偏差値が60前後をキープできるまでになり、算数の苦手意識がなくなりました。また、土曜日の10時からポリックを受講することにより、夕方の最高レベル演習の時間まで塾で自習時間を確保することができたので、志望校別特訓の宿題を回すことが可能となりました。
 夏休みは9時30分から21時までという地獄のスケジュールでしたが、私は午前中の夏期早朝サポートルームには毎回は行かず、家で必要な勉強だけをしてから午後に登塾することもありました。自分に今必要なことを見極めて、無理なく夏を過ごしました。
 この年はついに小谷先生悲願の(?)洛南高附属(女子)コース・西大和学園(女子)コースでの合宿が実現しました。合宿前の梅田センタービルでの学園長杯争奪テスト大会では、謎に総合1位を取ってしまい、トロフィーを貰うことができました。成績発表の時に奥村先生が「1位ちゃうん???」とひたすら話しかけてきて、面白かったです。山田慶先生には結果を報告しても、「え、盾の1位じゃないの???」と結果を信じてもらえませんでした。学園長杯争奪テスト大会は4年生の時から欠かさず参加していましたが、いつもの谷九教室メンバー以外の塾生と1点を争う緊張感が好きで、入試本番の練習にもなったと思います。合宿については、「算数のNo.18が難しすぎた」ということ以外には特に不満はありませんでした。ご飯はなるべく早く食べた方がいいです。他のコースと鉢合わせます。
 夏が終わりに近づき、北川先生、丸山先生の勧めにより最高レベル演習算数から実戦レベル演習算数へと切り替えました。テキストの内容は簡単でしたが、実力テストがいい感じのレベルで、当時の自分に足りない部分を補うことができたと思います。
 習い事はほとんど5年生までで辞めましたが、歌だけは6年生夏の発表会まで出て、その後塾オンリーの生活に突入しました。

【秋から入試対策前まで】
 学校行事が多く、体調を崩して志望校別特訓を休むことがありました。ただ、秋に受けた西大和学園中入試実戦テストやプレ洛南高附属中入試はA判定で合格することが多く、成績は安定してきたように感じました。夏前の入試実戦テストやプレ入試ではB判定、C判定が多かったのですが、秋には算数が戦力になったおかげかと思います。この頃には西大和学園中の21世紀型特色入試を受験することを決めていたので、より良い成績資料を提出できるように意識して頑張りました。
 気づけば10月よりベーシックPに突入し、ひたすらテストゼミで実力を試される日々となりましたが、私の情緒は相変わらず安定しており、嬉々として与えられた課題に挑んでいました。暗記テストに関しては、社会はほとんど合格していましたが、理科は何度も再テストを受けました。暗記は最後まで苦手でした。

【入試対策(第Ⅰ期)・(第Ⅱ期)】
 いよいよ入試直前の時期となりました。母からは、もう今更じたばたしてもしょうがないから体調管理だけ気をつけてと言われていました。授業では過去問が多くて楽しかったです。ちなみに、最後の最後にクラスがPC0、西大和学園(女子)コース0組に上がることができて、何とか帳尻を合わせることができました。
 お正月はプレ四天王寺中入試、プレ西大和学園中入試、プレ洛南高附属中入試を受けました。どれも合格していましたが、プレ洛南高附属中入試の結果が思っていたよりも悪かったので少し焦りました。プレ入試のやり直しは絶対してください。入試まで響く可能性があるので。

【本番の入試】
〇愛光中学校 1月9日

 結果を書く前に言いたいのですが、前受けは受けた方がいいです、絶対に。
 本番で自分が落ちるかもしれない、という恐怖に耐性がつけられるからです。
 国語 思ったより難しかったです。眠気との勝負でした。負けましたけれど…。
 算数 簡単でした。最後は難しかったからみんな解けていないことを信じて好きな数字を書きました。
 理科 簡単だったけれど油断していると時間が足りないので要注意。
 社会 異様に難しい問題が目につきました。他は簡単。
 結果 合格

〇四天王寺中学校 1月14日
 朝から雨がひどく、学校に入る前に濡れた靴と靴下を履き替えました。
 国語 抜き出しが難しかったです。
 算数 とても簡単。
 理科 簡単。
 社会 簡単。
 結果 医志コース合格

〇西大和学園中学校 21世紀型特色入試 1月14日
 筆記試験 機関車トーマスがでて笑いかけたけれど、問題が全然わからなかった。
 グループディスカッション グループのみんなで圧倒的脳筋プレイしていました。
 面接 謎なことを言いすぎたので悪かったのはそこかも。
 結果 不合格

〇西大和学園中学校 1月15日
 午前は試験がなかったので当日特訓にも行かず、家で寝ていました。
 よく寝る私にはちょうど良かったかも。
 国語 簡単。
 算数 とても難しかったです。
 理科 普通。
 社会 簡単(時事問題が出たのでちょっと焦ったけれど四天王寺中対策してれば余裕!!)。
 結果 合格

〇洛南高等学校附属中学校 1月16日
 どうしても家で寝たかったので、ホテルには泊まらず、早朝5時20分に家を出て京都に向かいました。
 ちなみに、既に受け終わった試験については、謎の自信があり、合格していると信じきっていました。スーパー三冠王を取りたかったので、気合いを入れて頑張りました。
 国語 抜き出しが例年より簡単でした。語句は難しかったです(語句対策大事)。
 算数 誰も解けないようなレベルで後半が難しかったです。でも諦めませんでした。
 理科 結構簡単でした。単位換算に要注意。
 社会 簡単。
 結果 合格
 朝、六孫王神社で富田先生の靴を踏んだのがご利益ありました。

<最後に>
 1年間見守ってくださったチューターの北川先生、西大和学園(女子)コースの先生方、本当にありがとうございました。先生方の手厚いサポートのおかげで、無事西大和学園中学校に合格することができました。諦めない気持ちを持てたのは、北川先生の手紙のおかげです。

 入試では「諦めないこと」が大事でした。自信をもって入試に臨みましょう。
 ちなみに息抜きも大事です。私は最後の最後までiPadを手放しませんでした。やるべきことはやって、自分のタイプをしっかりと見極めましょう!!

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