分析は成功のもと

分析は成功のもと

甲陽学院中学校

タイトル一覧へ

 僕はこの春、第一志望校の甲陽学院中学校に入学します。僕のこの体験記が後輩のみなさんの役に立てればうれしいです。

〈4年生〉
 ベーシック算数と理科、最高レベル演習国語と算数を受講していました。先生の授業が面白かったので、楽しく受講できました。ベーシッククラスはPC1でした。

〈5年生〉
 ベーシックと最高レベル演習算数、理科を受講していました。甲陽学院中の音楽と展覧の会に行き、「ここに行きたい!」という気持ちになり、甲陽学院中が第一志望になりました。
 最高レベル演習理科はレベルが高かったのですが(文字通り)、質問するのが恥ずかしく、テストゼミではいつも低い点数を取ってしまい、理科の自信がなくなっていました。公開テストでは順位が2けた、3けたを繰り返し、安定していませんでした。そのかわりに復習テストが良かったので、なんとかクラスはPC0、PC1にとどまることができました。

〈6年生〉
 チューターは森(匠)先生でした。森先生のすすめで「中学への算数」を始めましたが、ベーシックの宿題(国語をいつも後回しにしていたのできつい)もしなければならず、すごく大変でした。ほぼ毎月のようにある甲陽学院中入試実戦テストなどの国語の記述では、自分でも訳のわからない答えを書いていたので、国語が足を引っ張っていました。結果として、
 甲陽学院中入試実戦テスト:10回中 6回合格 3回不合格 1回休み
 プレ甲陽学院中入試:5月、8月、1月ともに合格
という成績でした。

〈夏期合宿〉
 夏期合宿は、甲陽学院コース、大阪星光学院・西大和学園(男子)コース、東大寺学園コースで行いました。スピード強化演習という各教科30分で難度よりも速度を競いましたが、30分が1分に感じられるほど集中できました。結果は2位でした。

〈志望校別特訓〉
 志望校別特訓[第Ⅰ期]、[第Ⅱ期]は宿題を早めに終わらすことができましたが、[第Ⅲ期]からは宿題が全教科出たうえに授業も朝9時から夜9時までで、寝て起きたらすぐ希学園に行かなければならず、体力、メンタル共に大変でした。10月の甲陽学院中入試実戦テストの算数Ⅰではテスト中、それまでになく混乱して6点を取ってしまいとても落ち込みましたが、森先生が励ましてくれたおかげで、前向きに進もうという気持ちになりました。
 この頃の僕は、異常なほどにケアレスミスが多く、6点のテストでも7問(いや8問?)もケアレスミスをしていたので、その後はテストのミスの分析をしっかりするように改善しました。理科は三倉先生が「今年はたぶん水和物が出る」とおっしゃいましたが、僕は水和物が超(×5)苦手だったので猛特訓しました。また暗記が苦手で、過去問の大問1ではいつもこてんぱんにやられていたので、理科の「サブノート」をすみからすみまで読むことを繰り返したら、少しずつ点数が上がっていきました。また、たくさん質問したり自分から積極的にプリントをもらったりすることを意識しました。
 1月のプレ甲陽学院中入試では3位だったので「このまま入試までいこう!」と気合いを入れました。

≪いよいよ入試本番!≫
〈北嶺中学校〉
 国語:少し難しい。
 算数:やや簡単。最後の大問が難しかった。
 理科:やや簡単。
 →合格

〈前日特訓〉
 算数の前日特訓の問題を復習してすぐ寝ました。
 森先生に「君は甲陽コースの中で一番問題を解いているので自信を持ちなさい」と言ってもらったのがはげみになりました。

〈甲陽学院中学校1日目〉
 ミニ講義動画を見て、気合いを入れて試験会場に行きました。休憩時間に他塾生が答え合わせをしていましたが、耳をふさぎ、次の試験に集中しました。
 国語:簡単。
 算数:超難しい。大問2に時間を使いすぎてしまった。
 理科:難しい。水和物出ず。悲しい。
 会場から出て気持ちを切り替えて当日特訓に行きました。おやすみコールでは甲陽学院コースの先生全員と話し、リラックスして寝ました。

〈甲陽学院中学校2日目〉
 国語:やや難。
 算数:簡単。入試対策でしたミスを再びしそうになったが、気づけたので大量失点を防げた。
 甲陽学院中学校から高槻中学校への移動中、疲れが出てとても眠かったです。

〈高槻中学校(B日程)〉
 国語:簡単。
 算数:すごく簡単。
 理科:簡単。
 →合格
 おやすみコールでは森先生が「絶対に甲陽行こうな!」と言ってくれたので安心して寝ることができました。

〈洛南高等学校附属中学校〉
 国語:難。
 算数:難。
 理科:難。物理の解き方がわからない。
 →併願不合格

〈甲陽学院中学校合格発表〉
 光の庭に近づくにつれて緊張しました。受験番号の「138番」を見つけて、「あった!」と叫んだ時がこれまでで一番うれしい瞬間でした。入試がもう終わったんだ、と思うと足が震えてしばらく動けませんでした。その後、希学園の先生方や友達と写真を撮ったりして喜びを分かち合いました。

〈大切なこと〉
 ・理科のサブノートと国語要覧をスキマ時間に読む。
 ・自分から積極的にチューターの先生に相談したり積極的にプリントをもらったりする。
 ・何でも後回しにせずにできるだけ早く終わらせる(その方が後で楽になる!)。
 ・分析をしっかりする(僕はこのおかげで算数Ⅱのミスに気づくことができました)。

〈最後に〉
 自分が落ち込んでいた時に励ましてくれたり、弱点補強用にプリントをたくさんくださったりした森先生、算数を鍛えてくれた松田先生、民野先生、西川(大)先生、学園長、西村先生、小方先生、苦手な国語をわかりやすく教えてくれた西川(和)先生、富田先生、齋藤先生、花崎先生、矢原先生、角谷先生、いつも面白くて豆知識も教えてくれた三倉先生、楽しい授業をしてくれた佐生先生、江見先生、能勢先生、西尾先生、三上先生、そして事務のスタッフの方々、最後まで背中を押してくれた家族、本当にありがとうございました!!
 後輩の皆さんが入試を笑顔で終えることができることを願っています!
がんばれ!

祈、合格!
タイトル一覧へ
お問い合わせ

【受付時間】10:00~18:00
(GW・お盆・年末・年始を除く)

各種お問い合わせ窓口はコチラ